ユーコーコミュニティー町田支店の東條です。
セメント瓦は、和瓦よりも軽くて丈夫、価格が安いということで、かつてはたくさんの家の屋根材として使用されていました。
現在は、セメント瓦よりも安い価格で施工できる薄型のスレート瓦の方が普及しています。
セメント瓦が普及した理由には、瓦自体の厚みがあることで丈夫な点が挙げられます。
しかし、その反面、セメント素材ということで水を吸収しやすい性質を持っているため、防水塗装を行う必要があります。
セメント瓦自体は丈夫ですが、表面の塗膜が劣化することで防水効果が失われてしまい、しみ込んだ水によって雨漏りしたり屋根の下地や柱などが腐食してしまったりして家が傷んでしまいます。
今回は、セメント瓦の防水塗装の目安と塗料選びのポイントについてご紹介していきます。
セメント瓦に防水塗装が必要な理由
上記でもお話したように、セメント瓦自体は丈夫ですが、水を吸収しやすいという特徴を持っているため、防水塗装は必須です。
新築時のセメント瓦には、素手の防水塗装が施されていますが、築年数が経つにつれて紫外線などの影響から徐々に表面の塗膜が劣化してしまいます。
塗膜が劣化することで、セメント瓦は様々な劣化症状が現れてきます。
・色が変わる
セメント瓦の表面の塗膜は、紫外線や風雨の影響によって徐々に劣化し、色がくすんできます。
新築時には鮮明だった色も、時間とともに色褪せてしまうのです。
・カビやコケが目立つ
セメント瓦の表面を見たときに茶色い部分があるなら、それはカビやコケが生えている証拠です。
コケは乾燥すると緑色から茶色に変わり、水分を吸収するとまた緑色へと変化します。
コケやカビが屋根で繁殖するのは、セメント瓦が水を吸ってしまっているためで、この状態のまま放置すると、セメント瓦の内部にまで根を張ってしまい瓦がボロボロになってしまいます。
・ひび割れ
セメント瓦は、いくら厚みがあるといっても年数が経てば傷んできます。
塗装が劣化し水を吸うようになるとセメント瓦は膨張しますし、乾燥すると今度は収縮してしまいます。
この繰り返しによってひび割れが生じてしまい最悪の場合は、屋根から破片が落ちてしまうこともあるので注意が必要です。
防水塗装はいつがおすすめ?
セメント瓦の塗装は、築10年を目安として遅くても築15年頃までに行ってください。
新しいセメント瓦の塗膜は、10年程度で劣化が始まります。
塗膜の劣化によってさまざまな症状が出てきますが、ひび割れの程度や完全に割れてしまうと補修ができなくなってしまうので、初期症状の時点で防水塗装を行うのがおすすめです。
また、セント瓦の製造数が少なくなっていることもあって、交換も難しい状況にあるので早めのメンテナンスを心がけてください。
防水塗装にかかる費用は?
セメント瓦の防水塗装の費用は、屋根面積80㎡の場合で40~70万円程度が相場です。
費用の中には、足場代や高圧洗浄の費用も含まれています。
屋根塗装を安全に行うためには、足場を組む必要があるので、足場を設置せずに施工を行うのは危険ですのでやめましょう。
屋根の面積や使用する塗料によっても費用も変わってきますので、予算と相談しながら塗料を選んでください。
どんな塗料を選べばいいのか?
セメント瓦の防水塗装は、使用する塗料によって仕上がりが変わってきます。
では、どのような塗料がおすすめなのでしょうか。
・セメント瓦対応の下塗り塗料
下塗り塗料がセメント瓦対応の塗料かチェックしましょう。
瓦と塗料の接着剤の役割を持つ塗料なので、セメント瓦対応でないと施工後に剥がれてしまうなどのトラブルにつながる危険性もあります。
綺麗な仕上がりにするためにも、セメント瓦対応の下塗り材を選びましょう。
・コストよりも耐用年数を重視しよう
屋根塗装もまとまった金額が必要になります。
少しでも支払額を少なくしたい気持ちはわかりますが、目先のことだけではなく、今後のメンテナンスのことも考えて塗料を選びましょう。
塗料の価格は、耐用年数に比例します。
耐用年数が長ければ、メンテナンスを行う回数を減らすことが可能です。
耐用年数の長い塗料には、フッ素や無機塗料があります。
・遮熱・断熱塗料の効果は?
セメント瓦の防水塗装では、遮熱・断熱といった機能を持つ塗料を塗っても効果はほとんど得られません。
セメント瓦は厚みがあるため、基本的に熱は伝わりにくいです。
夏の暑さが気になる場合には、屋根ではなく窓からの熱を遮る工夫をするのがおすすめです。
セメント瓦は丈夫ではありますが、長持ちさせるためにはメンテナンスを行う必要があります。
劣化症状を見つけたときは、早めに対処しましょう。
ユーコーコミュニティー町田支店でも、セメント瓦への防水塗装の実績が多くあるので、自信をもって施工させていただきます。
屋根の点検は、写真と一緒にご説明いたしますのでお気軽にご連絡ください。