ユーコーコミュニティー町田支店の東條です。
近年は、洋風デザインのお家が増えてきていますが、伝統的で重厚感のある和風デザインのお家も人気があります。
和風デザインの家には、日本古来から用いられていた和瓦が似合いますよね。
和瓦は、メンテナンスをしっかり行うことで100年以上長持ちさせることも可能です。
和瓦を使用した建築物の中には、飛鳥時代の瓦が残っているケースもあり、その耐久性の高さを知ることもできます。
和瓦には、耐久性の高さ意外にも多くのメリットがあります。
今回は、和瓦の特徴とメンテナンス方法についてユーコーコミュニティー町田支店が紹介していきます。

和瓦ってどんな瓦なの?
和瓦は、粘土を材料として使用し、瓦の形を作り1000~1250度の高温で焼き上げた陶器瓦です。
日本瓦や和形瓦、J形瓦と呼ばれることもあります。
ちなみに、J形瓦の「J」は、Japaneseの頭文字を示していて、日本人が作り出した形だったのでこのような名前が付けられました。
瓦は、昔大陸から伝わったものですが、今のJ形瓦は、昔の瓦とは形が違っていて、現在も残る古くからの建造物に使用されている瓦は、「本葺瓦」という別の形の瓦となっています。
瓦の種類は?
和瓦には釉薬瓦(ゆうやくがわら)といぶし瓦の2種類があります。
釉薬瓦は、粘土を瓦の形にし、その表面にに釉薬をかけて焼き上げた瓦です。
釉薬をかけて焼き上げることで、表面がガラス質の釉薬によってコーティングされツヤが出ます。
そのため、雨水が瓦に染み込む心配もなく長期間メンテナンスなしで維持することができます。
また、釉薬の種類を変えることで様々な色を付けることも可能なため、好みの屋根の色がある場合には、釉薬瓦がおすすめです。
いぶし瓦は、釉薬を使用せずに焼き上げた瓦です。
焼き上げる時に、空気を遮断することで表面が炭素の膜で覆われるため、銀色の特徴ある風合いに仕上がります。
いぶし瓦は、耐久性に優れている屋根材ですが、表面の炭素膜が年数と共に劣化してしまうので徐々に変色してしまいます。
また、劣化が始まると水も染み込みやすくなるため、塩害や凍害などにも注意が必要です。
和瓦のメリットは?
和瓦にはどんなメリットがあるのでしょうか?
・寿命が長い
和瓦の一番のメリットとも言えるのが寿命の長さで、その年数は50年~100年程度と言われています。
衝撃などによって欠けたり割れたりした場合は、部分的な交換で対応できます。
・メンテナンスをしなくてもいい
和瓦は塗装によるメンテナンスは必要ありません。
屋の屋根材は定期的に塗装何度のメンテナンスが必要になってきますが、和瓦の場合は塗装メンテナンスが必要ないので手間も省けますし、費用もかからないので非常に経済的です。
・防音性、断熱性に優れている
和瓦は、他の屋根材よりも厚みがあることから、防音性に優れています。
金属屋根などで、雨音が気になってしまうという方も多いので、雨音の悩みを解消したい方におすすめです。
また、瓦を使用した屋根は構造上、下地と瓦の間に空間ができます。
その空間があることで、空気の移動がスムーズに行われるため、家の中で快適に過ごすことができます。
デメリットにはどんなものがある?
・重量がある
和瓦の重さは40~45kg/1㎡で、スレート屋根の2倍ほどの重量となっています。
重量が気になる方も多いと思いますが、新築時に瓦屋根を選らんだ場合は、その重みに耐えられるような構造の家を建てることになるため、重量のある和瓦でも安心して住むことができます。
しかし、地震の時などはやはり屋根が重いとその分揺れも大きくなってしまいます。
耐震性を重視して家を建てることが大切です。
・葺き替えで使用できない場合がある
重量のある屋根材のため、スレート屋根や金属屋根などから和瓦への葺き替えを行うことはできません。
スレート屋根など重量の軽い屋根材の場合、その重みに対応した構造となっているため、重量のある和瓦に葺き替えると重みに耐えることが難しくなり、耐震性などが不十分で危険です。
・初期費用が高い
和瓦は初期費用が高いです。
材料費や施工費が他の屋根材よりもかさんでしまうのが理由です。
メンテナンスはどうする?
和瓦の塗装メンテナンスは基本的に不要です。
どんなに耐久性に優れていたとしても、屋根を長持ちさせるためには、定期的な点検やメンテナンスは必要です。
・ズレたり割れたりしている
年数の経過と共に瓦同士がぶつかることで徐々にズレが発生してきます。
地震や台風の影響でズレたり衝撃によって割れてしまうこともあります。
そうなった場合は、補修・交換を行いましょう。
・漆喰が劣化している、棟のズレがある
漆喰部分が劣化してしまうと、棟のズレや割れ、剥がれなどといった症状が出てしまいます。
10年を目安に点検と補修を行ってください。
・防水紙が劣化している
瓦屋根の下には防水紙が敷かれています。
この防水紙は、年数と共に劣化していくので、20~25年程度を目安に葺き直し工や葺き替えを行って防水紙の交換をしましょう。
防水紙の劣化は、雨漏りの原因になり屋根を傷めてしまうので、こまめに点検してくださいね。
和瓦は、非常に耐久性に優れた屋根材です。
初期費用がたかめではありますが、塗装メンテナンスの必要がないので長期的に考えるとそれほど高くはないでしょう。
和瓦を使用した屋根の点検・メンテナンスもユーコーコミュニティー町田支店にお任せください。